2013年4月12日

新キヨイ鋼業、売上げ30億円台回復

 新キヨイ鋼業(本社=大阪府松原市、渡邉治樹社長)は今期(2014年2月期)、売上高で30億円台を回復させ、ROS1%程度の確保を計画している。需要の深掘りを行い、販売数量については前期比6%強増の2万トンを目指す。顧客の技術要求水準が年々高まっており、生産・品質管理をより強化するために、昨年9月に元川崎製鉄(現JFEスチール)常務千葉製鉄所長、その後、JFEコンテイナー社長を勤めた近藤徹氏を技術・経営企画担当役員として招いた。コスト低減は昨年導入した新業務管理システムを活用し、業務の効率化・合理化を図る。仕入れも顧客のさまざまな要望に応えるべく、フレキシブルな対応を進める。