2013年4月16日

東京地区の普通鉄線、市況停滞感強める

 普通鉄線は強含み。市中価格は4ミリの規格線がトン当たり13万7000円、一般用線が12万9000円中心となっている。線材メーカーおよび加工メーカーが値上げを断行する中、流通でも再販価格の引き上げが進んだ。ただ、直近では需要が低調に推移、市況は停滞感を強めており、「4―6月期にかけて市況は伸びを欠く」(問屋筋)と慎重な見方も聞かれる。