2013年5月1日

東京地区の普通鉄線、強もちあい調

 普通鉄線は強含みの横ばい。市中価格は4ミリの規格線がトン当たり13万7000円、一般用線が12万9000円中心。震災復興需要を控え、扱い筋は今後の需要の伸びに期待している。一方で、普通線材製品全般に実需が低迷から脱しておらず、市況も足踏み状態。加工メーカーは、素材となる棒線の値上げに対応した製品価格の引き上げを目指すものの、現時点ではトン5000円の値上げにとどまっているのが実情。