2013年5月7日

東京地区の普通鉄線、動意薄、こう着気配

 普通鉄線は強含みの横ばい。市中価格は4ミリの規格線がトン当たり13万7000円、一般用線が12万9000円中心となっている。線材メーカーおよび加工メーカーにより醸成された値上げ機運に変化はないが、市中から安値が完全に払しょくされない中、足元で市況はこう着気配。予想される公共事業の増加に期待は大きいものの、建築も含めた工事が本格化していない現状から当面、市況に大きな動きは出にくい。