2013年5月10日

住友商事、資源エネ上流権益20%へ

 住友商事は9日、東京本社で決算と新中期計画の説明会を開き、中村社長は2019年度に向けて、現状12%程度の資源エネルギーの上流権益を20%弱程度まで高める考えを明らかにした。鉄鉱石、石炭、銅、石油・ガスの4つの重点商品を主体にバランスの取れたポートフォリオを拡充する。非資源分野の収益力を高めることで、資源の下振れをカバーできる体力を付けたうえで、変動リスクの高い資源の比重を高め、19年度の純利益4000億円以上に向けて、収益力を高める考え。