2013年6月20日

神鋼、鋼構造物 延命技術開発 14年度実用化へ

 神戸製鋼所は19日、橋梁や大型機械設備等を中心とした鋼構造物に生じる疲労亀裂の進行を遅らせることで、延命化する技術を開発したと発表した。微細粒のアルミナとオイルを混合したペーストを亀裂表面に塗布することによって、進展速度を最大で10分の1まで低減するもので、神戸製鋼によると、世界初の開発という。今後、マーケティング調査を進め、2014年度からの事業化を目指す。