2013年7月16日

洋上風力発電実証事業 福島県沖で本格始動

 新日鉄住金、ジャパン・マリンユナイテッド(JMU)、三井造船など10社、1大学が福島県沖で実施する国家プロジェクト「浮体式洋上ウィンドファーム実証研究事業」が本格始動した。13日福島県いわき市の小名浜港で、福島洋上風力実証研究事業開始式が行われた。千葉県から曳航された2MW(メガワット)ダウンウィンド型浮体式洋上風力発電設備「ふくしま未来」が、実証研究を行う小名浜沖約20キロメートル地点に今月中旬に移され、横浜から運ばれた浮体式洋上66KV(キロボルト)サブステーション「ふくしま絆」と合わせ、本年10月から運転を開始し、洋上での発電を始める。