2013年7月31日

日鉄住金溶接工業、インドネシアで拡販

日鉄住金溶接工業(木村寛社長)は、今期の重点課題に掲げる海外販売強化の一環として、インドネシアでの拡販を進める方針。下期にかけて、具体的な取り組み内容を決める見通し。

インドネシアでは足元、経済成長に伴う建設工事の増加が顕著となっており、建築鉄骨向けで溶接材料の需要が急増している。アセアン地区では従来、タイの生産拠点であるニッポン・スチール&スミキン・ウェルディング・タイランド(NSSWT)を中心に営業を進めてきたが、成長する需要を捕捉するため、より現地に密着した営業展開を図る。「現時点で輸出量は限定的だが、今後は汎用品から高級材まで幅広く販売したい」(木村社長)考え。