2013年8月6日

五大産業、ベトナムに合弁会社設立 今秋 日系向け鋼材販売

 五大産業(本社=大阪市中央区、今西正典社長)は今秋にも、ベトナムに鋼材・建材の販売の合弁会社を設立する。新会社の資本金は30万ドル程度となる方向で、このうち五大産業が過半数の51%、これ以外にベトナムのローカルの有力鉄鋼流通業者のQHスチールが25%前後を出資する予定。事務所はホーチミン市内に確保し、人員は常駐マネージャー1人とローカルの営業担当・事務職を合わせて計4―5人体制で運営する見通し。QHスチールが持つコイルセンターの機能を生かし、ベトナムの日系企業向けに薄板を加工販売する。また、QHスチールの建材生産機能を活用し、ベトナムに進出した日系ゼネコン向けおよび東南アジア向けで建材製品・建築金物の販売を展開していく計画。

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