2013年8月16日

缶用鋼板、予想外に一定量入着

 日本の缶用鋼板入着は、年度初めの鉄鋼業界関係者の期待ほど大きくは減っていない。財務省によると、4―6月のティンフリースチール輸入が2971トンと前年同期比6・5%減少した半面、ブリキは4491トンと6・6%増加した。最近数年間の鋼材価格上昇や他素材との競合を受け、一定量の入着が続いているようだ。