2013年8月21日

鉄スクラップ高度利用化 新断使用率30%以下に

 環境省は、鉄スクラップ利用による自動車用高張力鋼板の実用化を目指して品質の検証を行う「2013年度鉄スクラップの高度利用化調査業務」に関して、東京製鉄を委託先に決定した。12年度からの継続事業であり、13年度では新断使用比率を30%以下に低減するほか、製造サイズで板厚1・2ミリ―1・4ミリをターゲットに設定する。事業費用は約1億円、期間は13年度末まで。「実用化に向けての目標を設定し、材料品質の検証を進めていく」(環境省)としている。