2013年8月23日

軽仮設機材 今秋、需給ひっ迫懸念

 需要がピークを迎える秋を控えて、軽仮設機材の需給にひっ迫の懸念が出ている。東北地区で震災復興関連の需要が徐々に増えており、特に足場関連機材の高稼働につながっている。首都圏でも再開発工事案件や高速道関連、リニューアル関連など幅広い分野で需要は堅調。足場関連機材を中心に、リース会社からの引き合いは旺盛で、品種によっては受注残を抱えるメーカーもある。需給のタイト化が見込まれる中で、低迷を続ける賃貸単価の改善も課題となる。