2013年8月29日

住友鋼管、日鉄鋼管、統合締結 10月発足へ

 新日鉄住金と住友鋼管、日鉄鋼管の3社は29日、住友鋼管と日鉄鋼管が同日開催の両社の取締役会で、合併契約を締結したと発表した。10月1日に合併し、発足する統合新会社の社名は、予定通り「日鉄住金鋼管」となる。住友鋼管を存続会社とする吸収合併方式で、社長には中西廉平・住友鋼管社長が就任する。事業規模は連結ベースで年間売上高約1200億円、販売量100万トン強。新日鉄住金グループの経営資源の最適かつ効率的な活用、事業戦略の一層の共有を図り、グループ電縫管事業の競争力を強化・発展させる。また、14年1月をめどに、新日鉄住金が保有する海外電縫管事業会社の株式などを、日鉄住金鋼管に譲渡する予定。

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