2013年9月3日

国内高炉メーカー、電磁鋼板輸出価格立て直し

 国内高炉メーカーは、電磁鋼板の輸出価格立て直しに注力する。海外ホットコイル市況の反転ムードが強まる中、宝山鋼鉄や武漢鋼鉄などの中国ミルが収益限界から国内の無方向性・方向性電磁鋼板の価格を120元(約2000円)引き上げるなどしており、市況は底打ちから反転の兆しも見え始めた。需要先によって異なるが、日本ミルは10月積みで数十ドルの値上げをオファー、商談を本格化させている。