2013年9月26日

総合商社、鉄鋼投資規模が拡大

 総合商社の鉄鋼事業投資規模が拡大し、投資案件も大型化している。三井物産・鉄鋼製品本部が3年間で1300億円、伊藤忠丸紅鉄鋼が700億円、メタルワンが500億円、住友商事・金属事業部門は2年間で800億円の投資をそれぞれ計画。伊藤忠丸紅鉄鋼は世界最大手の米油井管問屋買収に約6億ドル(約600億円)を投じ、三井物産は3億ユーロ(約390億円)で世界最大手の自動車プレス部品メーカーの米国事業に3割出資した。10年先を見据えて、得意分野を徹底強化し、伸びるグローバル市場における存在感を高め、収益基盤を広げるのが狙いだ。

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