2013年10月11日

メタルワンスチールセンター四国、加工体制を再編

 メタルワンの完全子会社で造船・橋梁・建設機械の部材加工を手掛けるメタルワンスチールセンター四国(本社=香川県丸亀市、柳内良夫社長)は、4月に導入した事業部制の下、加工体制の再編に取り組んでいる。造船部材加工部門は立て直しを図るべく、人員のスリム化や特定造船メーカー向けに部材加工を行っていた第3工場(香川県仲多度郡)の売却などを実施。建機部材加工では今夏に3000トン油圧プレス機の改修工事を行ったのに続いて、11月に同社初のレーザー切断機1基を導入、1年後にさらに1基を増設する計画。加工体制の再編とともに、造船の新規顧客開拓などを進め、来期(2015年3月期)には3期ぶり黒字転換を果たしたい考えだ。