2013年10月16日

CBMM、ニオブ生産能力増強

 ニオブ世界最大手のCBMMは、継続的な拡張計画を通じて、世界需要を上回る生産能力を確保する。今後3、4年で10億レアル(439億円)をかけてフェロニオブの年産能力を15万トンと1・5倍超に増やす。省エネや軽量化など効率化の要請が強まるなかで、微量添加で高級鋼が生産可能なニオブの需要が伸びると想定。今後5年間は年平均5%程度の増加と鋼材の需要拡大ペース以上に伸びると見て、十分な生産余力を確保する。日本の高炉メーカーとの連携などを通じて用途開発に取り組み、販売量を5年間で4割近く伸ばす。

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