2013年10月17日

新日鉄住金マテリアルズ、世界最薄8ミクロン ステンレス箔を開発

 新日鉄住金マテリアルズは、ステンレス箔で世界最薄となる板厚8ミクロン(1ミクロン=0・001ミリ)を開発し、サンプル出荷を開始した。圧延技術を改良し、従来より2割薄くできるようになった。製品の軽量化・小型化に寄与する。製造可能範囲も広幅に対応する。まずはステンレス箔を応用した、リチウムイオン電池(LIB)用集電体向けに採用を目指す。従来の銅箔やアルミ箔に比べ強度で4倍、剛性で3倍というステンレスの素材としての強みを生かして、究極の薄さを追求する。

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