2013年10月22日

タタ製鉄、来秋に第1高炉稼働 東部新製鉄所

 インド鉄鋼大手のタタ製鉄は、東部オディシャ州で建設中の新製鉄所で2014年11月に第1高炉を稼働させる。「粗鋼年産能力300万トンで高品質の鋼材を生産する」(スニール・バスカラン上級副社長)。第2期計画で300万トン追加し、主力のジャムシェドプール製鉄所と合わせ国内1600万トン、海外含め3500万トンの能力を持つ。ジャムシェドプール製鉄所では新日鉄住金と合弁で連続焼鈍設備を14年初めに立ち上げる。量・質ともに能力を上げ、拡大する高級鋼需要に対応する構えだ。

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