2013年11月5日

東京製鉄、廃棄自動車の全部利用 受け入れ開始

 東京製鉄は宇都宮工場において、10月から解体業者、商社とコンソーシアム(受託共同事業体)を組み、使用済み自動車の全部利用によるAプレスの受け入れを開始した。東鉄によるコンソーシアムでの受け入れは初めて。10月は宇都宮で150トンを購入しており、11月に岡山工場で、12月には九州工場でも受け入れをスタートする計画。各エリアで複数のコンソーシアムを組みながら、購入量拡大を目指していく。将来的には田原工場を含めた全工場で対応する考え。東鉄としては比較的安価なAプレスを利用することで、原料コスト削減につながるとともに、シュレッダーダストが発生しないため、地球環境への負荷が低減される。