2013年11月26日

大阪製鉄、一般形鋼5000円値上げ

 大阪製鉄は26日、12月契約の店売り向けの一般形鋼(等辺山形鋼、不等辺山形鋼、溝形鋼)の価格を、トン当たり5000円引き上げると発表した。3カ月連続の値上げで、トータル値上げ幅は1万円。電力などエネルギー価格が上昇、原材料スクラップ価格が高騰しており、コストアップを製品価格に転嫁し、安定した利益を確保するのが狙い。主力の堺工場は年末年始に約10日間の休止を計画しており、12月契約の引き受けは前月比20%削減する。