2013年12月2日

普通鋼輸出、2カ月ぶり増218万トン

 日本鉄鋼連盟が2日発表した10月の鉄鋼貿易実績によると、普通鋼鋼材輸出量は前年同月比0・7%増の217万5000トンとなり、2カ月ぶりに増加した。前月比では4・2%減と2カ月連続で減少。建材、自動車などの内需増加で、ミルのロールがタイト化する中、スポットを中心にした輸出減少につながった格好。向け先別では韓国や、昨年の尖閣問題の反動から2桁増になった中国が増加したが、自動車生産の減速がみられるタイは2カ月連続で減少。

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