2013年12月3日

NSMコイルセンター、通期加工量上振れ

 日鉄住金物産と三井物産スチールの合弁会社、NSMコイルセンター(本社=東京都江東区、清水静夫社長)の13年4―9月期加工量は、前年同期比7%増の32万トンに増加した。自動車や建材、住宅などの主要向け先が好調に推移し、期初計画に比べ、5000トンの上振れとなった。下期は自動車向けを中心に消費税増税前の駆け込み需要が一段と高まるとみられ、期初計画を2万トン上方修正し、同11%増の35万トンを見込む。通期では、前期比9%増の67万トンに達する見通し。