2013年12月20日

新日鉄住金・住友商事 米拠点、鍛造ライン増設

 新日鉄住金と住友商事は19日、米国の鍛造クランクシャフト製造拠点であるインターナショナル・クランクシャフト社(ICI、増田信昭社長)に、約4600万米ドル(46億円)を投じて、5000トンの第4鍛造プレスラインを設置すると発表した。年間生産能力は270万本から400万本に約5割拡大し、大阪市にある製鋼所の生産能力と肩を並べる。日米のほか中国、インドを含む世界4拠点での生産能力は1230万本となり、グローバルシェアは約11%に高まる。新ラインは2015年11月に生産を開始し、「17―18年にはフル稼働に持っていきたい」(鶴原誠・交通産機品営業部長)考え。