2014年2月12日

東洋鋼鈑、DNAチップ事業化急ぐ

 東洋鋼鈑はDNAチップの事業化を急ぐ。製品構成を拡充し、検査機器の開発も進める。大学などと共同して医療に関する検査システムを開発する。4月1日に筑波大学内に研究拠点を設け、山口県下松市の拠点と2拠点体制で、研究・試作を加速する計画。海外展開では、トルコの合弁圧延事業の計画を詰めている。エアバルブは米国で拡販を計画する。10日、東京・茅場町の鉄鋼会館で開いた4―12月決算説明会で宮地正文常務が話した。