2014年2月24日

JFE建材、再帰反射塗装ビーム 用途拡大

 JFE建材は24日、再帰反射塗装ビームを使った転落防止用セーフティフェンスが、津波避難路用として初めて採用され、今月中旬に施工が完了したと発表した。再帰反射塗装はこれまで、車両ドライバーの夜間の視線誘導を目的に、ガードレール用ボルトやガードパイプ用ビームに塗布して、車両用防護柵として使われているが、新たに歩行者の避難用の視線誘導に使われ用途が拡大した格好だ。南海トラフ地震の想定から、自治体などが市民の防災安全対策の意識を高めていることから、同社は防護柵で再帰反射塗装ビームの需要の広がりが期待できるとし、販売活動を強化する方針。

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