2014年2月27日

鉄スクラップ、国内市況下落止まらず

 国内鉄スクラップは続落した。東京製鉄は26日入荷分から九州工場を除く各工場の鉄スクラップ購入価格をトン500―1000円引き下げた。関東、関西の両地区電炉メーカーにも買値を引き下げる動きが広がっている。軟調地合いが続く中で、市中鉄スクラップのメーカーへの出荷が進み、輸出市況の低調や配船難の影響も背景に、地区内の需給バランスは緩和状態にある。

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