2014年3月12日

日立金属、希土類磁石スラッジ 新リサイクル方法開発

日立金属は12日、自動車の電動化などで需要が高まっているネオジム系焼結磁石(希土類磁石)の生産過程で発生するスラッジから、希土類元素と鉄を回収できる新しいリサイクル方法を世界で初めて開発したと発表した。希土類元素を高い回収率で回収できるだけでなく、環境への負荷を抑え、これまで埋め立て処理をしていた鉄分を含む残渣(残りかす)も再利用可能な銑鉄として回収することが可能となる。開発の成果は、3月26日―28日に開催される資源・素材学会春季大会で発表する。

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