2014年3月31日

日本冶金、設備投資に140億円 3カ年中計

 日本冶金工業は28日、2016年度を最終年度とする3カ年の中期経営計画を策定したと発表した。特色あるステンレス特殊鋼メーカーとしてグローバルでの競争力強化と製品付加価値を高め、高ニッケル合金などの高機能材の競争力ナンバーワンを目指す。設備投資として3カ年で約140億円を投じる。高機能材部門で現在、月間3500トンの生産規模から5000トンに引き上げ、収益基盤をより安定させたい考え。最終年度の連結経常利益は40億円を目標とする。