2014年4月8日

自動車各社、国内生産計画が上振れ

 自動車メーカーがここにきて相次いで国内の生産計画を上方修正している。トヨタ、スズキ、ダイハツ、三菱自動車など多くのメーカーが2月時点よりも増やしており、上半期(4―9月)の全メーカーの内示計画(7―9月は一部推定)をまとめると、2月時点の460万台程度から20万台増え、足元では480万台を超える水準に達している。中でも注目されるのがスズキやダイハツなど軽自動車メーカーの好調ぶり。消費税増税や自動車税制の改正影響による販売減で、軽自動車の生産は大きく落ち込むとみられていたが、足元の計画の上方修正は関係者の誤算といえるもので、高炉メーカーの間では上期の国内自動車生産台数を490万台レベルとみる見方も広がっている。

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