2014年5月1日

関西電炉4社、前3月期 品種で明暗

 関西系電炉メーカー4社の2014年3月期連結業績は、原材料スクラップと電力料金などのエネルギーなどのコスト上昇が、経営に多かれ少なかれ打撃を与えたが、生産するメーン品種によって収益状況は明暗を分けた。連結経常利益では異形棒鋼を主力とする共英製鋼が減益、合同製鉄は赤字に転落した。一方、一般形鋼を主力とする大阪製鉄、国内でH形鋼を主力とする大和工業は増益となった。

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