2014年5月7日

東京製鉄、安価原料の使用拡大

 東京製鉄は原料コストを引き下げるため、安価スクラップの使用拡大を進めている。13年度ではダライ粉、Cプレスの納入を促進するため、購入価格表を改定して建値を引き上げた。ダライ粉、Cプレスの納入が増えたことで、原料使用量に占める安価スクラップの割合が高まっている。宇都宮工場では原料評価を見直し、特級(H2相当)以下の調達比率を高めるため、電特Aおよび新断と、特級との購入価格の差を縮めたほか、特級と一級の価格差を解消した。