2014年5月13日

菰下鎔断、本社工場に熱処理炉

 厚板溶断加工大手の菰下鎔断(本社=大阪府貝塚市、菰下千代美社長)は、本社工場に熱処理炉1基を新設する。総投資額は約7000―8000万円。熱処理炉の導入により、自社で特殊鋼の焼入れ・焼戻し処理を行うことで、「さらなる高付加価値化を図る」(菰下社長)方針。今夏をめどに試験稼働を開始して製品の試作を進め、来年にはJIS規格の申請・取得も目指す。