2014年5月15日

日鉄住金建材、ポール事業を再編

 日鉄住金建材(増田規一郎社長)は14日、ポール事業の生産構造体制を再編すると発表した。鋼管柱の製造方法のUОプレス製法からスピニング製法への全面転換、広畑製造所と仙台製造所の2拠点での原管(電縫鋼管)からテーパー管(スピニング素管)までの一貫製造体制の確立、穴明け・めっき・塗装など鋼管柱の仕上工程の東海鋼材工業(愛知県海部郡)への全面移管を行うもので、製品品質の向上、物流コスト削減、歩留まり向上などを進め、ポール事業の抜本的な競争力強化を図ることが狙い。本年度中に実施する計画で、再編後の来年上期をめどに尼崎鋼管柱工場は休止する。

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