2014年6月2日

紅忠CC関東、前期販売が過去最高 4期連続で経常益確保

 伊藤忠丸紅鉄鋼グループの紅忠コイルセンター関東(本社=埼玉県富士見市、木村隆太社長)の2014年3月期販売量は前期比7%増の8万トンとなり、06年の発足以来最高となった。消費税増税前の駆け込み需要などで主力の家電向けが伸長し、自動車向けも堅調だった。収益面では、高付加価値製品の販売拡大策が奏功。4期連続の経常利益確保につながった。15年3月期は駆け込み需要の反動減が想定される中、前期並みの販売量維持に努めるとともに、付加価値の高いプレコート鋼板(PCM鋼板)のさらなる拡販を図る。