2014年6月18日

山九、ブラジルで鉱山分野に進出

 山九はブラジルで鉱山分野に進出した。現地法人・山九ブラジル(SSA、本社=ベロ・オリゾンテ市、永井俊治社長)が昨年、ヴァーレ・イタビラ鉱山で鉱山設備などの資機材管理業務を受託したもので、現在、約90人が従事。契約期間は2016年4月までで、受注金額は非公表。山九ブラジルでは鉄鋼事業の規模拡大および技術力の深化、進出する日系企業に対するグループ総合力の発揮、ブラジル成長分野での積極的な挑戦の3つを柱にしたSSAビジョンを進めており、鉱山事業は今後、ヴァーレの他の鉱山やウジミナスなど製鉄会社系鉱山などをターゲットに、保全整備や建設据え付け分野などと領域拡大を図りながら、新たな事業分野に成長させたい構え。将来的には鉄鋼・物流、機工に続く第3の柱にしたいとしている。

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