2014年7月17日

鉄鋼省エネ・環境技術 東南ア移転具体化へ

 日本の優れた鉄鋼分野の省エネ、環境技術を東南アジアに移転する取り組みが具体化する。先行したインド向けをひな形に、東南アジアに合った40程度の技術リストを絞り込んでおり、11月の官民会合で提示する。日本側はエンジニアリングメーカーが現地対応設備に改めるほか、政府系機関の低利融資など支援策を組み合わせて、全日本で技術の普及にあたる。優れた省エネなどの技術が成長市場に広がることで、将来にわたって鉄鋼原料の温存につながるなど、日本にも恩恵は大きいと経済産業省の鉄鋼課製鉄企画室では見ている。

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