2014年7月28日

新日鉄住金かずさマジック、無念のサヨナラ負け

第85回都市対抗野球は第8日、25日の第一試合3回戦に新日鉄住金かずさマジック(君津市)が登場し、強豪の東京ガス(東京都)と対戦した。2回表に6番ライト友永選手の2点本塁打で先制すると先発の井口投手が7回までに被安打3、8奪三振を奪う好投で1失点に抑えた。

かずさマジックは1点を追加し3対1とした後、8回裏からエースの加藤投手を投入。逃げ切りを図ったが、2死からの連続四球にセンター前適時打と失策が重なり同点とされた。

9回裏には東ガスの先頭打者に二塁打を打たれた後、送りバントの処理ミスで無死1、3塁のピンチに。続く7番打者にレフトへの犠牲フライを打たれサヨナラ負けとなった。 新日鉄住金君津製鉄所などから約4000人の応援団が駆けつけ声援を送ったが、無念の逆転負けに友野宏副会長は試合後、「2点を先制して勝ちパターンだったが、終盤の投手交代で流れが変わった。秋の日本選手権に向けて教訓を得たと思う。ぜひ2連覇目指して頑張ってほしい」と話した。

進藤孝生社長も「8回の1点の攻防は見ごたえがあった。(投手の)井口君はよく投げたし、補強選手の友永選手もよく打った。グッドゲーム」と選手をたたえた。

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