2014年7月30日

鉄鋼市場への消費増税の影響 普通鋼受注、反動減は限定的

 日本鉄鋼連盟は、今年4月の消費税増税の鉄鋼市場への影響について、前回1997年4月の増税時と比較分析してまとめた。それによると、普通鋼鋼材受注は駆け込み需要から13年12月にピークを迎え、その後今年3月に底を打ち回復傾向。国内景気を含め総じて4―6月期の消費税増税反動減は限定的としている。一方、不透明な海外動向や国内は建設工事などの人手不足が今後の懸念材料と分析している。

スポンサーリンク