2014年8月4日

新日鉄住金・君津、構造対策実現へ着々

新日鉄住金君津製鉄所は、中期経営計画の構造対策として掲げる高出銑操業、コスト競争力強化に向けて、着々と準備を進めている。2014年9月に第5連鋳機を休止して第4連鋳機に集約し、第1製鋼工場で手掛ける品種の競争力強化を図っていく。

新日鉄住金・君津は、「第3高炉を休止し、高炉2基体制への移行」「第5連鋳機と転炉1基の休止に伴う第1製鋼工場の整流化対策」「第1連続焼鈍ラインの休止と、第2連続焼鈍ラインへの稼働集約」の3つを構造対策に掲げている。