2014年8月5日

関西電炉、8月も減産強化 価格維持し採算確保

 関西地区の電炉メーカーの多くが、8月も減産を強化する。例年よりも長期の定期修理や、操業休止日を増やすなど対応はさまざまだが、供給削減に本腰を入れる。これは建設需要が潜在的にあるものの、人手不足や資材価格の高騰を受け、ゼネコンや施主が工事を延期・中止するケースが出ており、足元は盛り上がりに欠けること。また、諸経費の上昇によりコスト面で厳しくなっており、減産強化により、製品価格を維持し採算確保を図るのが狙い。

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