2014年8月14日

関西上場電炉メーカー4社、全社 業績改善を実現

 関西地区の上場電炉メーカー4社の2014年4―6月期連結決算は共英製鋼、大和工業、大阪製鉄の3社が営業利益、経常利益ともに前期(14年1―3月期)に比べ増益となるとともに、合同製鉄も営業損益、経常損益が黒字転換するなど業績改善を実現した。原材料スクラップ価格が3万円台前半で比較的に安定推移する一方で、メーカー各社が製品価格の維持に努めたことで、一定のスプレッドが確保できたこと。さらに、高騰するエネルギーを中心に、徹底したコスト削減を行ったことによるもの。