2014年9月1日

神戸製鋼、財務健全化 順調に進展

 神戸製鋼所は、財務体質の健全化が順調に進展している。2014年度末の連結有利子負債残高を前年度末の7481億円から6900億円程度まで圧縮し、DEレシオ(負債資本倍率)を1・11倍から1・0倍に改善する。中期経営計画の最終15年度目標1・3倍程度をすでに達成しており、中長期ビジョンで16年度以降と設定する1・0倍以下を2年前倒しで手繰り寄せる。15年度以降は1・0倍程度を維持しながら、経営資源を成長戦略投資に振り向けていくことになる。