2014年9月30日

普通鋼輸出、10カ月連続減223万トン

 日本鉄鋼連盟が29日発表した8月の鉄鋼貿易実績によると、普通鋼鋼材輸出量は前年同月比8・3%減の223万4000トンで、10カ月連続の減少となった。高炉の海外下工程向けを中心に熱延広幅帯鋼(ホットコイル)が2カ月ぶりに100万トンを超えたものの、汎用品市況の下落・低迷や、東南アジアなど新興国の景気減速が響いた。