2014年10月17日

JFE鋼材、体質強化 設備投資3億円

 JFE鋼材(石原慶明社長)は、大規模設備投資と非合理な商慣行改善を並行実施、体質を強化する。本年度内に東京事業所でレーザー切断機を更新、大阪事業所ではレーザー切断機2基を増設するなど、4事業所で約3億円を投じ能力を10%拡大。生産効率を向上させ、上方弾力性を高める。商慣行では加工業務の増加、煩雑化を受け、実態に即し、要したコストを明確化する契約に変え、収益改善につなげる。合わせて下期以降、業務システム改善にも着手する。JFE鋼材全社で2014年度は売上高200億円超(13年度150億円)、経常利益3億5000万円(ROS1・8%)を目指す。