2014年10月23日

日本郵船、LNG燃料船事業拡大 グローバル市場を開拓

 日本郵船は船舶の環境規制対応を受けて、LNG(液化天然ガス)燃料船へのシフトを拡大する。2015年夏に、LNG船以外では国内初となるLNG燃料タグボートを竣工するのをはじめ、16年には合弁会社のUECC(ユナイテッド・ヨーロピアン・カー・キャリア―、本社=ノルウェー・オスロ)が船主となるLNG燃料自動車運搬船2隻を竣工する計画。LNG燃料自動車運搬船に絡んでは16年に同船に燃料供給するLNG・Bunkering・Vessel(LNG燃料供給船)も竣工し、燃料供給販売事業を開始、欧州での運航支援に当たる。小型船を皮切りにLNG燃料船の技術を蓄積、大型船へ展開、燃料供給販売事業や国際ルールづくりにも積極参加し、事業領域を広げていく。

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