2014年11月19日

大同特殊鋼 知多150トン電炉稼働順調

 大同特殊鋼が総額200億円を投じて昨年11月に知多工場に導入した150トン電気炉が、昼夜ともほぼフルに稼働している。製鋼工場内の溶鋼搬送ラインの物流を整流化、連続鋳造機の能力をフルに発揮させ戦略商品群の品質・コスト競争力向上を狙ったもので、生産効率や時間コストが従来比30%向上した。電力をはじめ、エネルギーコストが高騰を続ける中で、存在感を発揮している。