2014年11月27日

小棒懇・中村会長 レベル見極め需給適正化

 全国小棒懇談会は26日、定例の記者会見を開き、中村真一会長(新日鉄住金執行役員建材事業部長)は、「建築着工に関する数字は引き続き悪く、各地区の状況もさえず、先々の需要をよく見ておく必要がある」と述べた上で、「4―10月における小棒の生産・出荷を見ると、前年同期比では悪化しているものの、12年同期に比べれば改善しており、建設関連指標でおおむね同様の傾向が見られる。このレベル感をしっかり認識し、需給バランス適正化に取り組まなければならない」との見解を示した。

スポンサーリンク