2014年12月3日

関西電炉、12月粗鋼50万トン割れ

 関西地区電炉メーカーの12月粗鋼生産は、9月以来3カ月ぶりに50万トンを割り込む見通しとなった。各社とも実需見合い生産を継続する中で、「ゼネコンなど大手需要家向けの年内商談はほぼ終わり、足元の引き合いは低調になっていることが、粗鋼計画に反映されているのでは」(商社)との声も聞かれる。