2014年12月9日

普通鋼受注、3カ月連続減611万トン

 日本鉄鋼連盟が9日発表した用途別受注統計によると、10月の普通鋼鋼材受注は前年同月比2%減の610万8000トンで3カ月連続減となった。内需は3・8%減の388万2000トンで3カ月連続減、輸出は1・2%増の222万6000トンで3カ月ぶり増。内需は消費税増税前の駆け込み需要が本格化した1年前と比べて減少が目立つものの、2年前は上回っており、前月比でも2・1%増加。建築、自動車に少し陰りが見えるが、造船の持ち直しもあって高水準を維持している。